株式会社コトブキ

<ブラザー タッピングセンタ TC-229N>の整備状況

◇ 入荷 ◇

掃除のしがいがある状態です。

◇ 分解・清掃 ◇

鋳物のベースとタンクは清掃後、塗装しました。リニア・ボールネジも念入りに清掃しました。スピンドルモーターの状態は良好でした。

機内灯(照明)はアクリルが破損していた為、2つとも新品に交換しました。機内はとても明るくなっています。
トルコイドポンプは、つまっていた鉄粉を取り除き、リリーフバルブは変則機能が働かなかったので新品を取り付けています。
制御盤の中のアンプ・リレー・フューズは特に問題ありませんでした。

パネルの起動ランプ・停止ランプは断線していたのでランプを交換しています。
扉の車輪が摩耗していたので、図面を書いて社内の旋盤で製作し取り付けました。

◇ 組立 ◇

リニアには新しいグリスを注入しました。
錆びついているところはスコッチブライトで磨き、
バリなどが出ているところはヤスリで取り除いています。
交換した部品を含め、元通りに組んでいきます。

◇ 完成 ◇

ボックスパラレルをテーブルに乗せてダイヤルを当ててバックラッシュ補正を行いパラメーターの方に入力してあります。
電源を入れて原点復帰もしました。
ドアーのインターロックの機能も作動していることを確認済みです。

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