株式会社コトブキ

<DMG森精機 FRONTIER-M 立型マシニングセンタ>の整備状況

◇ 入荷・分解 ◇

DMG森精機 FRONTIER-Mが
入荷しました。

X・Y・Z軸の
サーボモーター側とブラケット側
ベアリング組み合わせタイプは
新品に全て交換し取り付けてあります。

◇ 清掃・組立 ◇

以前のお客様は樹脂加工を
されえていたみたいです。

全体的に清掃をしていきます。
制御盤・操作盤の基盤、配線の関係は元々綺麗な状態でした。
ワイパーの調整、
切削油が漏れてきてしまうところにはシリコン を塗ってカバーなど
は組み立ててあります。

◇ 運転調整 ◇

整備後は必ず精度と動作を確認をします。
X・Y・Z軸のバックラッシュはパラメーターで補正してあります。
テーブル上にピックを当て、振回してレベルを見ます。 300mmの円筒スコヤでZ軸スライドの平行・垂直度を測定します。
平行0.01/垂直0.01となりました。
300mmのテストバーを取付けて振れの測定をしたところ 0mm(根元)0.005
      150mm(中間)0.01
      300mm(先端)0.02
Tナットの溝にピックを当て、Z軸に対してX軸が平行かの測定をします。
600mmストロークに対して0.001です。 直角スコヤをテーブルに置きZ軸に対してY軸が平行かの測定をします。
400mmストロークに対して
0.001です。
許容範囲以内と判断し全ての検査・動作の確認を終えています。

中古 フライス盤・マシニング一覧へ